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新たなラッピングの可能性としての竹皮

吉野川 – 高知県から徳島県の雄大な自然を横断するように流れる一級水系。時に猛威を振るい氾濫を繰り返したその姿から、利根川、筑後川と並び日本三大暴れ川の一つと称される河川です。この吉野川と共生を願った古人の知恵、それは竹林を植え、育てることで自然の防波堤としての役割を果たすことでした。災害から人々を守ってきた美しい竹林は、現在も吉野川流域一帯で青々と茂り、地域の産業にも貢献しています。良質で豊かな生産量に恵まれたこの地域の竹は、ものさしや和傘、竹細工などが伝統産業として発達を遂げました。

竹を割ったよう、破竹の勢いなど、慣用句にも用いられ、また竹取物語としても語り継がれているように、昔から日本人にとって馴染み深い竹。吉野川流域に限らず、日本人の生活には、古より常に竹と共にありました。これは縄文時代の遺跡から竹を用いたものが出土していることからも明らかです。日本家屋の建材としても優秀だった竹。四季の移ろいのある日本において、気温・湿度の変化に微妙に対応し、風土にあわせて微妙な調整をしてくれていました。また日本の伝統文化、茶道や華道のお道具にも用いられ、日本文化の詫び寂びを体現する素材として取り入れられてきました。これらは、主に竹稈(ちくかん)と呼ばれる樹木の幹にあたる部分が使用されています。地下茎から直接にょきっと顔を出しているのが、タケノコとして私たちが食してきた部分。葉は、お茶として摂取したり民間療法などにも用いられてきました。そして竹皮。竹皮は、伝統的に包装資材として利用されてきました。子どもの頃に読んだ昔話の絵本に出てきた、おむすびを包んでいたあれです。物語の世界だけでなく、竹皮は包装資材として実に実用的なのです。竹皮は一般的に通気性と抗菌性に優れているといわれており、広く食品の包装に使われてきました。竹特有の凛とした爽やかな香りをほのかに漂わせ、そして洗った後に乾かせば、また再利用できるという優れたラッピング。まさしく、自然そのものがKnot Wrapの役目をはたしてくれるのです。

 

日本古来の伝統的な包装、風呂敷に目を向けて活用の幅を広げているラッシュのKnot Wrap。竹皮もまた、Knot Wrap同様、再利用可能なサステナブルなラッピングの選択肢です。限定ギフト「テイクアウェイ(Takeaway)」に利用している竹皮は、徳島県で熟練の職人の手仕事によって加工されています。なかでも6月中旬から7月中旬にかけての時期が最盛期で、この期間に採られた竹皮は「あらもの」と呼ばれています。そして黒い斑点のない美しいあらものの竹皮を得るには、竹から剥がれ落ちた後、すぐに採取することが大切です。採取された竹皮は、乾燥させられ、そしてまた水に浸されるこのプロセスを繰り替えします。これにより、しなやかさを増した竹皮は平らにされ、一つにまとめられます。これを繰り返し何度も行うのは、とても忍耐力が必要なこと。さらに天日で乾燥させ、注意深くその品質を確認し、同じサイズごとの竹皮に仕分けされます。職人技によって厳選された竹皮は、まさに芸術品のような自然の美しさを持ちます。

伝統的な技法と職人技、自然の豊かさとエネルギーによって、竹皮は、サステナブルなギフトラッピングとしての新たな命が吹き込まれました。限定ギフト「テイクアウェイ」は、ネオンカラーがビビッドに煌めくデザインを乗せた竹皮のラッピングを開くと、ハンドメイドで丁寧に作られた石けんから、豊かな香りのアンサンブルが広がって、手に取る人のシャワータイムを鮮やかに彩ります。

春は何かと贈りものが多い季節。新しい出会いのご挨拶に。長くお世話になった方に惜別の想いを込めて。そして、久しぶりに再会する竹馬の友に、包装にも一工夫あるこんなギフトはいかがでしょうか?

テイクアウェイはこちら

温故知新。伝統そして、歴史あるもの中に、新たな価値観が見いだされるとき。この新たな価値が、天を目指してすくすくと伸びる竹のように、どこまでも続くサステナブルな未来を作る小さな一節になると信じて。

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