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私がラッシュで働く理由

ラッシュは、僕のライフチェンジングブランド

 

人事総務部 部長  安田雅彦

「僕は、この先ペットショップでペットを買うことは絶対にないし、毛皮のコートを身につけることも生涯ないでしょう。」

そう話すのは、ラッシュの人事部門をリードする安田さん。安田さんとラッシュの出会いは、今からおよそ3年前。リテールビジネスを行う企業で数社に渡って人事部門を経験してきたキャリアをもつ安田さんは、当時、医薬品からヘルスケア製品までを取り扱うグローバルカンパニーに勤務していました。その頃、転職先の候補として紹介を受けた企業のつ一つにラッシュがありました。

「ラッシュに対しては、なんとなく面白いブランドだな、という印象は持っていたんです。ウェブサイトなどを見て、いろいろな社会的なキャンペーンをやっているということも知っていましたし。そして、いざ面接に向かうということになって、その前に都内のあるショップに足を運んでみたんですよ。なるほど、こういう商品を扱っているんだな、こんなスタッフが働いているんだな、など情報収集していたら、最後に商品を購入した時に渡された、そのショッピングバッグに書かれた『NO! 動物実験』の文字が目に飛び込んできて。そこに僕は、衝撃を受けたわけです。」

お客様にお渡しするショッピングバッグに、企業としての強いポリシーが書かれているという事実、そしてそれよりも驚いたのは、その『動物実験』に関するブランドの考え方について、スタッフがきちんと話ができるということ、その本気の姿勢そのものに、安田さんは驚いたと言います。

「そこで、入社前の面談で、この話をしたんです。一体、どんなトレーニングをしてるんですか?どんな構成の組織なんですか?そしたら、その答えに、またまた驚かされたんですよ。」

返ってきた答えは、「ラッシュでは、ショップマネージャー(店長)に上司がいないんです。あえて言うなら、ショップマネージャーのオーナーシップがすべてです。」というものでした。

「耳を疑いましたね。リテールビジネスでの経験があった僕には、信じられない言葉でした。これまでの僕の常識では、『小売業にとって重要なことは、会社主導による統制の取れた組織・オペレーション・ガバナンスである』と思って仕事をしてきましたから。」

この面談で、ラッシュでは、一人ひとりの「オーナーシップ」の発揮こそが尊重され、そのビジネスの運営がトップダウンの意思決定だけでなされていないこと、個人が失敗を恐れずにチャレンジし、たとえ失敗してもそこから学び、成長につなげる姿勢を大切にしているという企業カルチャーに触れたそう。

「そう考えると、思い出したことがあったんです。過去、僕が経験してきた会社の当時の店長たちは皆、上司であるエリアマネージャーや販売部長の指示を忠実に守ろうとしていましたが、一方でどこか窮屈そうにも見えました。きっと、ブランドのバリューについて、自分ならこうやってみたい、ここに共感するからお客様にも伝えたい、などといった独自の考えもあったのではないか、今振り返るとそう思うこともあります。また、素晴らしい企業理念を掲げていても、そのブランドに携わるすべてのスタッフが、その本当の意味をパーフェクトに理解している例は極めて稀でしょう。過去に勤務した企業では、『ポリシーを変えた方がウチの商品は売れるのでは?競合に勝てるのでは?』と、こういった声を聞いたこともあります。」

これでは、本末転倒だという安田さん。ブランドや企業に素晴らしいバリューやビジョンが存在しても、その本質をスタッフに浸透させることは極めて難しい、と当時を振り返ります。この入社面談で、ラッシュのビジネスモデルに強い興味をもち、ラッシュで働くことを決めた安田さん。入社して強く感じるのは、「ラッシュという企業は、ビジネス・経営の判断を常に倫理観に求めている」ということ。だから倫理観と利益の間で悩まないし、常に本音でいられるということだそう。

「企業として、『そうは言っても・・・』という例外がないのが、ラッシュの強み。言い訳を並べて利益のために倫理観に反したことを正当化しないこと。だから、常に誰に対しても透明性と一貫性を持って、本音で話ができるんです。わかりやすく言うと、どんなに売上げ増大の機会があったとしても、販売する上で動物実験が求められる中国本土では、ラッシュは絶対にビジネス展開をしない。(※1)このブレが、ビジネスのどのレベルにおいても存在しないこと、だからこそスタッフとブランドの結びつきが強固なんですよ。」

ブランドとスタッフのエンゲージメント(絆)が強いと言うのは、安田さんにとってどんな意味があるのでしょうか?

「これまで約25年間、人事の仕事をしてきて思うことは、『企業は人なり』と言うけれど、人や組織の成長をビジネスの成長のキードライバーと位置付けて、具体的に計画したり、後からそれを実感したりしたことって、意外と多くないな、と。それでも僕は、『人』がビジネスの『鍵』であると信じているし、そういう感覚をラッシュでは、結構な頻度で実感するんです。少人数の強固なリーダーシップによって、ではなく、スタッフ一人ひとりがお互いにインスピレーションとフィードバックを与え合い、成長しようとする。だからこそ、コミュニケーションの大切さをそれぞれが理解しているし、信頼関係を築こうという努力がある。どんな素晴らしいシステムがあるかとか、どんな理論的な仕組みが存在するのか、とかそういう『枠組み』の話じゃないからこそ、本当の意味での絆や繋がりが生まれ、存在しているんだと思うんです。」

「ライフワークバランス」と言う言葉もあるくらい、「ワーク」は苦痛であり、汗と涙の結晶、それと自分の生活は別物、みたいな考えもあるかもしれないけど、「働く」と言うことの概念を、ちょっと視点を変えて見ることができるようになった、と加える安田さん。

「僕は、もともと特に人より反骨精神があるとか、すごくエシカルマインドに溢れてる人だったわけではありません。でも、今の僕が確実に言えるのは、この先ペットショップでペットを買うことは絶対にないし、毛皮のコートを身につけることも生涯ないでしょう。僕は、ラッシュというブランドに出会ったことで、それまでの自分になかった価値観に触れ、多くのことを知り、目が開くような経験をたくさんしてきました。まさしく、『ワーク』の場所であるはずのラッシュで、僕自身の『ライフ』が変化したんです。『ワーク』は、『ライフ』の一部。だからこそ一人ひとりの『ライフ』を、『ワーク』によってもっと豊かにしたいし、ハッピーなものにしたいと思っています。僕にとってのラッシュは、『ライフチェンジングブランド』。そんな風に、ラッシュと関わることで、人生が変わるような体験を一緒に働く人に、そしてお客様にも感じて欲しいと願っています。」

 

※1 中国に化粧品を輸出する場合には、中国政府当局が指定する中国国内の試験機関で当該化粧品に対し動物実験を実施し、そのデータを提出して承認を受けることが求められています。

 

ラッシュで働く、情熱に溢れた仲間たち

 

 

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