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パーマカルチャーの倫理

「地球への配慮」「人々への配慮」「公平な分かち合い」の3つの軸からなるパーマカルチャー

「パーマカルチャー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ひょっとしたら、ヒッピー・ムーブメントと同様に、環境に優しい、あるいは再生農業などと認識している人もいるかもしれません。しかし、パーマカルチャーは、環境と社会に対して治癒的選択肢を提供するために、従来の農業の領域をはるかに超えています。1970年代にオーストラリアのナチュラリスト、ビル・モリソンがパーマカルチャーを根源とした理論を始めたことから、現在では国際的なムーブメントとして、応用デザインシステムとして広く知られています。

 

【パーマカルチャーの概念】

パーマカルチャーは、その土地に根付いた生態系を強化すると同時に、従来の農業に代わる持続可能な農耕法をベースとした自然農業システムのことです。「パーマネント(永続的な)」と「アグリカルチャー(農業)」を組み合わせた造語で、「地球への配慮」「人への配慮」「公平な分かち合い」の3つの軸を実践しています。

ラッシュは、化学肥料や農薬使用により破壊された土地を再生させるために、世界的にパーマカルチャーを実践する必要があると考えています。化学に基づいた農業への単一栽培アプローチは、世界の土の消耗、生息地の破壊、そのうえ農民の健康に有害で財政的な含みを持つ原因となっていました。地球は今、この「モダン」なアプローチの破壊的なサイクルのために、その存在を継続させることが難しくなってきています。

永続的な農業として知られるパーマカルチャーは、自然の原理に反発せず、その原理の中で機能していくことを重要視します。それは、生態環境のパターンを中心につくられ、砂漠を生産性のある生態系に変えるようなパターンを模倣しています。これは、多様な種の機能を観察し、クローズド・ループで、森の中に多種多様な食べ物を栽培する農法「フードフォレスト」を理解し、その補完関係を理解する必要があります。

ココヤシの葉の茂った枝は、下層植物種のために重要な陰となっているかもしれません。窒素はモリンガの木から根本を固定し、必要とされ、被覆作物に吸収された栄養素を提供します。バランスのとれた生態系は、さらに人間のニーズのために生産的で長期的な再生式を保証します。

 

【バランスを求めて】

スーパーマーケットで売られている多くの野菜や果物は発展途上国で育てられ、私達の食卓に届けられるまでに、加工業者や卸売業者を通過します。この多くの場合、農家にとっては丹精こめて育てた作物がわずかな収入にしかならず、彼ら自身の食の安全を脅かしていることを意味します。この代替的なアプローチにより、小自作農家は、裏庭で家族の一年の薬、食物、そして作物を栽培することが可能になるのです。さらに、種が豊富であることで、家族の食生活の栄養のバランスを取ることが可能となり、健康状態が改善されるのです。ラッシュで取り組んでいる「スラッシュ・ファンド」。その基軸となる概念であるパーマカルチャーの倫理を実行をすることによって、農家のネットワーク構築、パーマカルチャーの実践サイト及びトレーニング・センターの開発、ゼロから収入を生み出すプロジェクトの準備のために、オーガニックな代替を達成することができました。

この地球上で同じビジョンを共有するひと握りの人たちとの信頼と協力によって、私たちは持続可能で再生可能なコミュニティーの設立を目指し、働きかけ続けます。次世代にシンプルなメッセージを残すことを夢見て。

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