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パフュームについてー知りたかった事(でも、聞けなかった事)

アコード、ドライダウン、シーヤージ、ノート、トップノート……

調香師にとっては、こうした言葉たちは、幾重にも複雑に混ざり合ったパフュームの中から切り離されたひとつの香りのようなものです。切り離された香りたちが集まり、その効果を生み出すと表現する人もいます。しかしこういった言葉は、あまり一般的ではなく、香水の世界の魅力を失ってしまう一因かもしれません。

“ゴリラパフューマー”と呼ばれるラッシュの調香師であるサイモン・コンスタンティンは、原材料を表す言葉でさえ、初心者には解読しにくいだろうと言います。「調香師の器官(彼の仕事場)には、パフュームを生み出すための様々な素敵な素材が集まっていますが、凝縮されてしまうとただの嫌な匂いになってしまいます。この匂いを少し柔らかく表現する「faecal notes / 排泄物臭」や「animalic undertones / 控えめな獣臭」などといった言葉もあります。「納屋のような匂い」や「らくだの息のような悪臭」と同じような意味です。

嗅覚の世界の言葉を少し覗いてみませんか?よくある質問にお答えしていきます。

言葉の意味

【調香師の器官(オーハー)】仕事場のことです。常に調香をするための素材で溢れています。

【エッセンシャルオイルとアブソリュート】エッセンシャルオイルとアブソリュートの違いは、その抽出法です。エッセンシャルオイルは、水蒸気蒸留によって抽出される濃縮された芳香素材です。植物のエッセンスと言われる事もあります。一方アブソリュートは、天然物質が繊細で、水蒸気蒸留に必要な熱で損なわれてしまう恐れがある場合に溶媒抽出します。

【ノートとアコード(調和)】パフュームで言うノートは、音楽で言うノートと似た形で理解されます。パフュームのそれぞれの「ノート」は個々の要素を意味します。ノートの例としては、イランイラン、サンダルウッド、ラベンダーなどがあります。音楽では複数のノート(音符)が一緒に演奏されて、和音を生み出すように、パフュームではノートが集まりアコード(調和)を生み出します。

【トップ、ハート、ベースノート】パフュームのノートを描くのに最もよく使われる3つの言葉です。
パフュームがお肌についてすぐ、またはムエットから最初に香るのがトップノートです。科学的に言うと、トップノートの素材は最も分子が軽く、揮発性が高いものになります。次にくるのが、ハートノートです。香りの中間パートで、トップノートよりも香りが持続することから、よく香りの真の個性と考えられます。最後に出てくるのがベースノートです。揮発がゆっくりなこのノートは、パフュームに深みを与え、香りを長持ちさせます。

【ドライダウン】トップとハートノートの香りが感じにくくなると、香りの最終段階です。これがドライダウンです。

【シーヤージ】「航跡」というフランス語由来で(航行したボートが残す跡のように)シーヤージは、パフュームを纏った人が後に残す香りのことを言います。
 

どうやってパフュームを選べばよい?

ショップスタッフにお気軽におたずねください。または、オンラインショップの右下に表示されるチャットからご相談ください。あなたにぴったりの香りを探すお手伝いをします。


パフュームが、お肌につけた時とボトルに入っている時とで香りが違うのはなぜ?

実は、あなたのお肌がパフュームの最後の原材料なのです。お肌が持つ温度、pH値、もともとの香り、水分は香りを形作る上でとても大切な要素です。パフュームが、べててのノートを通り抜けるには数時間かかる場合もあり、この時間もそれぞれのお肌によって違うのです。


パフュームはどこにつけるべき?

手首の内側やひじなどがおすすめです。手首につけるのには理由があります。お肌がもつ熱はパフュームの香りの持続時間に影響していて、お肌の温度が高い箇所(脈のある場所など)はパフュームをつけるのに理想的な部分なのです。また、髪も効果的です。合わせて「香る髪で、私の毎日が豊かに変わる」の記事もご覧ください。


時間が経つと、パフュームの匂いを感じなくなるのはなぜ?

自分ではパフュームの香りが無くなってしまったと感じるけれど、周りの同僚や友だち、家族は香りがすると言う、というこよくあることです。これは、嗅覚疲労とも呼ばれ、同じ香りを嗅ぎ続けるとその香りに対する嗅覚の感度が低下し、認識しにくくなるのです。


パフュームを重ねてもよいですか?

もちろんです。パフュームはパーソナルな体験なので、お好みで楽しんでください。簡単な経験則としては、2回目以降は嗅覚が慣れてきて最初ほど香りを感じないかもしれませんが、毎回同じ量のパフュームを楽しむことがポイントです。

そして、毎日の朝の準備の際、すでにほかの香りのレイヤーを纏っているかもしれない事を念頭に置いておきましょう。歯磨き粉、シャンプー、ボディウォッシュ、ボディクリーム、デオドラントなどにもそれぞれの香りがあります。
ラッシュには“Dirty”という、意図的に香りの重ね使いを楽しむシリーズがあります。Dirtyの香りがついたシェービングクリーム、ヘアクリーム、トゥースウォッシュ、シャワージェル、様々なカテゴリのアイテムを通してひとつの香りを作り出すものです。もちろん個別に使用してもいいですし、一緒に使えばさらにバランスのよい香りを楽しむことができるのです。

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