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FEATURED

The Giving (R)Evolution 進化を続ける寄付・助成プログラム

地球を守るため、そして“コスメティックレボリューション”を起こすため、ラッシュができることをもっと広げていく必要があります。イギリスのラッシュで環境マネージャーとして働くルース・アンデレードがラッシュのチャリティ・助成金プログラムの今後について語ります。

 “サステナビリティ(持続可能性)”から“リジェネレーション(再生)”へ企業としてのフォーカスをシフトをしていくラッシュは、社会の一員としてビジネス展開する中で、社会にポジティブな変化を生む方法はいくつもあると考えます。商品デザインや製造・販売方法を変えることでもそれはできるでしょうし、地球をケアするアースケアチームの取り組みやチャリティプログラムもその一つかもしれません。

 また、誰もが一消費者として、何にお金を支払うかの選択によってもポジティブな変化を生むことができるでしょう。そしてそれは個人が企業になっても同じことが言えるはずです。ラッシュが企業としてどんなモノやサービスを購入するか、例えば誰からどんなカカオバターを購入するか、どの給与計算ソフトを導入するかを選ぶことでもラッシュは社会にポジティブなインパクトを与えたいと考えています。

 レボリューションを起こすほどの変化を生むことは大変な仕事です。それには複数の個人や組織、プロジェクトメンバーが協力し、共通の成功イメージを持ちながら、それぞれが役割を全うすることが大切です。ラッシュでは“Giving (寄付や助成のような“見返りを求めないアクション)”を通してもレボリューションを起こしたいと考えています。作家であり映像制作者のPavithra Mehtaが紹介した「ギフティビズム (Giftivism, ギフト+アクティビズム、与えることを通しての変革活動)」という言葉が私たちがやりたいことを表しています。

 ラッシュのビジネスは“Giving”に溢れており、"与える人"たちを頼りにしています。そして、これは創立者やスタッフの優しさにも支えられています。2018年の会計年度には、少なくとも14のプログラムを通して助成や商品寄付を行い、世界中で3,500以上の繋がりを築くことができました。30カ国以上で販売されているラッシュのチャリティの核となるハンド&ボディローション『チャリティポットは世界中で1,500万ポンド(約22.5億円)以上、日本では100プロジェクトに4,500万円以上を寄付・助成することができました。ラッシュがこれを実現するのに賛同、協力してくださったすべての方に感謝すると同時に、今後も私たちが社会課題に対して迅速に対応し続けらるよう、既存の寄付・助成プログラムを見直すことになりました。

 

SLush FundからRe:Fundへ

 「フェアトレードで購入するだけでなく、生産者のコミュニティとパートナーシップ築き、支援し合うべきではないか?」と考え始めたことをきっかけ「持続可能性」「パーマカルチャー」「再生」をキーワードに生産者コミュニティを支援してきたSLush Fund (スラッシュ・ファンド)はRe:Fund (リファンド)、つまりリジェネレイティブな基金へと進化を遂げます。これまでSLush Fundのプロジェクトは、商品に使う原材料の購入が紐づいていましたが、Re:Fundは、プロジェクトがサプライチェーンと紐付くことが条件ではなくなり、寄付基金として"Giving”に徹します。

 Re:Fundは以下の3分野において生態系や社会の再生を支援します。

1. Disaster and Displacement  / 災害と避難

紛争や自然災害などにより故郷を離れることを強いられた人たちや故郷をゼロから立て直すことを強いられたコミュニティプロジェクトを支援します。現地で活動している小さな団体と協力することで、コミュニティが主となって行う再生的な活動を支援します。

2. Permaculture and Agroecology / パーマカルチャーと生態系農業

慣行農業の在り方や土壌を使うビジネスを見つめ直すをことは現代の私たちの暮らしにおいて重要です。パーマカルチャーと生態系農業の分野では農業の可能性を実証する現場から、技術を普及させるための能力開発、経済的に実現可能にさせるための起業家精神まで、社会的そして生態系的に重要なビジネスが芽を出せるようなプロジェクトを支援します。

3. Rewilding and Biodiversity / 再野生化と生物多様性

環境が破壊され、その生存が脅かされている生息地や生物種を保全・再生させるプロジェクトを支援します。人と大自然の間に健やかな関係を築くことで野生動物をはじめとする生物や人々の人生の喜びを守ることにつながります。

 SLush FundがRe:Fundに進化することで、これまで応援してきたプロジェクトが原材料や資材のサプライヤーとしてビジネスパートナーであり続けるケース、また購買投資 (Buying Investment)を通して支援していくケースがあるでしょう。該当する場合は、SLush FundプロジェクトがRe:Fundを通してさらなる支援をすることもあります。日本国内のSLush Fundプロジェクトは、今後も原材料や資材の購買を継続しますが、通常の調達を通して行われます。

南相馬農地再生協議会 菜の花プロジェクト
「次世代へつなぐ道しるべを作る菜種油」

公益財団法人日本自然保護協会 赤谷プロジェクト
「みなかみの恵みから生まれたイヌワシペーパー」
「イヌワシプロジェクト前編:イヌワシの狩り場を奪ったのは誰か」
「イヌワシプロジェクト後編:豊かな赤谷の森の象徴

※イギリスのラッシュの原材料・資材購入予算の2%がRe:Fundの資金となります。
※2016年に開始したLush Spring PrizeはRe:Fundの一部になります。

 

FunDの静かな幕引き

 2012年から6年にわたって福島第一原発事故の影響を受けた子どもたちに自然体験やレクリエーションなど "楽しみ"を届けるプロジェクトを支援してきたのがFunDです。これまで世界中のラッシュでクレイソープ『FUN』の売上げの一部を資金にプロジェクトの支援を行ってきましたが、グローバルブランドであるラッシュが一つの地域の災害救援活動をグローバルで支援するフェーズが見直される時期が来たと感じています。そのためFunDとしての形での支援は終焉を迎えますが、今後3-4年の助成資金を確保できているため、FunDは段階的に終了に向かっていくことになりました。

 

温室効果ガスをアクティビズムに変えた炭素税に感謝とお別れを

 約50の国と地域でビジネスを展開し、商品や原材料を世界中へ輸出入する多国籍企業として、排出量を最小限に抑える努力をしながらも、自分たちが気候変動の要因の一つとされる二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を排出をしていることを自覚しています。そこで本国イギリスのラッシュでは2012年に、日本では2014年に、従来型のカーボンオフセットプロジェクトに代わるものとして、スタッフが出張で飛行機を使用する際に排出される温室効果ガスを移動距離に応じて課税する炭素税プログラムを開始しました。

 排出量を「オフセット」することで環境への影響を軽減しようとする方法もあります。排出量のバランスをとるため、企業の中の他の分野で排出量削減を試みたり、植樹などのプロジェクトへ寄付・助成することはその一例です。こうした活動の中には宣伝が目的となってしまう"グリーンウォッシュ"になることも多く、社会や地球が必要な変化を生まないケース、逆に悪影響を及ぼしさえするのではないかと懸念をしていました。(オフセットプロジェクトの中にはパーム油プランテーションを助成するものもありました)ラッシュでは、自分たちの飛行機使用に課税をし、集まった資金を気候変動問題に取り組むプロジェクトに直接寄付する方が効果的だという決定をしました。活動の成果をすぐに形にすることが難しいことから活動資金の獲得が難しいこのような団体ですが、小額でも多くを成し遂げてくれると信じています。

 2018年には9つの国と地域のラッシュで炭素税プログラムが始まり、全世界で190万ポンド(約2億8,500万円)を集め、各国の草の根団体の活動を応援してきました。日本では3,509万750円を集め、10プロジェクトに1,438万580円を寄付してきた炭素税ですが、2019年に入りその他の寄付・助成プログラムの見直しを行った際、ラッシュのビジネスの拡大に比例してスタッフのフライト使用回数は増え続け、炭素税プログラムが飛行機の使用削減につながっていないことが分かりました。また、『チャリティポット』を通じて関連団体に寄付をできていることから、炭素税プログラムを終了することが決定しました。

 これに代わり、気候変動問題に対する取り組みは、寄付・助成プログラム以外にも全社的な交通輸送手段や再生可能エネルギーの使用、リジェネレイティブバイイング(Regenerative Buying)などを通して、アクションを起こし続けていきたいと考えています。

 

Lush PrizeとLush Spring Prizeは隔年開催に

 動物実験に終止符を打つため2012年に設立されたLush Prize (ラッシュプライズ)は過去7年に渡って、社会が動物実験を行わない方向に向くようにと、これまで110に上る個人、チーム、プライズを授与してきました。Lush Spring Prize (ラッシュスプリングプライズ)は、社会的・環境的再生の仲介役となる活動をしているプロジェクトにも賞を授与しています。どちらのプライズもインパクトを与えてきましたが、毎年この2つの大きなイベントを開催するのは容易なことではありません。そのため今後は、対象分野に影響を与えられる方法を模索し続けながらも、実施自体は隔年としていきます。

今だからこそハンドメイドの"Giving"にこだわる

 何年もの間、ラッシュは資金を介さない"Giving”のための機会を多く設けてきました。例えば、キッチンからの商品寄贈スキームやビーチクリーンといったボランティアの呼びかけ、オープンソースソフトウェアの開発、Random Acts of Kindness (ランダムアクツ・オブ・カインドネス)などのイニシアチブです。これらは、私たちが最大限"与える"ことを続けるためラッシュならではの方法として、存在し続けます。

 

社会課題に立ち向かうキャンペーン商品

 キャンペーン限定のチャリティ商品を販売することで、資金を集める以外にも、ラッシュが気にかけたい課題を多くの人に知ってもらうことができると信じています。キャンペーン商品の売上げは、通常消費税を除く全額が各国のチャリティー担当者によって管理されます。私たちはいつでもワクワクするようなキャンペーンの提案をお待ちしています。

 

ギフトエコノミーは最大の経済システム

 一度にこんなに多く変更をするのかと思うかもしれませんが、この情報があることで、スタッフや助成金の申請者、お客様に対する、私たちが達成しようとしていることや私たちのギフティビズムが本質的な変化につながることを願っています。

この世界で最大の経済体制は"ギフトエコノミー (与えることを優先するエコノミー)"です。そこでは金銭の取引の代わりにバリュー(価値)の交換が行われます。赤ちゃんに母乳をあげるとき、そこにお金のやり取りはありませんよね。それが"与える"行為ですね。なので、皆さんもぜひ与え続けてください!

 

ルース・アンドレード

 

<関連記事>
「地球をケアする」アースケアチームのビジョンと活動実績
ラッシュのチャリティプログラムの入り口はここから

「Giving - 社会にポジティブな変化を生むために」特設ページ

 

※ 1ポンド=150円換算

 

“In a gift economy, the more you give, the richer you are” Charles Eisenstein

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