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著者Chika Maruta
FEATURED
渡り鳥プロジェクトに加わる新たな物語:サシバがつないだ国産米の琉球泡盛
ラッシュが原材料を購買をすることで社会や環境に対して再生的な活動ができないか。そう考え始まったリジェネレイティブバイイング(Regenerative Buying)の一環で、絶滅危惧種のサシバがシンボルとされる豊かな里山の再生を目指すプロジェクトの新たな物語。
渡り鳥プロジェクトでは、消失していく日本の里山と生物多様性の再生を目指し、豊かな里山のシンボル、渡り鳥のサシバを追って、日本各地の豊かな里山から自然の恵みを原材料として仕入れています。
「渡り鳥プロジェクト - サシバを追え!」についてはこちらから
この度、「リジェネレイティブバイイング」の一環として、これまでウォッカを使用していた商品に関して、この渡り鳥プロジェクトに深く関連した琉球泡盛に原材料の切り替えを行うことが決まりました。
この泡盛は、日本で最も多くのサシバが飛来する中継地、宮古島市の伊良部島で、日本で唯一国産の自然栽培米による琉球泡盛づくりに取り組む株式会社宮の華(以下、宮の華)が製造している「うでぃさん」や「寒露の渡り」です。宮の華は、故郷の景観や多様性豊かな自然環境を大切にしています。その硬質でサラサラしている特性から、通常泡盛はタイ米で作られることが多いのですが、宮の華の琉球泡盛は、熊本県産のお米をはじめ、国産米を使用しています。
原材料に使わせていただく泡盛の一つ「寒露の渡り」では、フレッシュフェイスマスクにも使用している米粉の生産地であり、日本国内でも有数のサシバ保全地、栃木県の市貝町のお米を使用しています。リジェネレイティブバイイングのプロジェクトパートナーである公益財団法人日本自然保護協会のサシバプロジェクトに共感した宮の華が市貝町のお米を使用して作ったこの特注品です。
この琉球泡盛の売上げの一部 は、日本自然保護協会が伊良部島で行っているサシバが休息と越冬に必要な森林を保護する「サシバの森づくり」に活用されます。
公益財団法人日本自然保護協会では、世界に誇る日本のSATOYAMAが、サシバが子育てのできる、多くの生き物が育まれる場所であり続けられることを目指して、保全活動を進めています。
この貴重な琉球泡盛を使ったフェイス&ボディスクラブ『ヴィーナス誕生』と保湿クリーム『シャングリ・ラ』が順次全国のショップ、及びラッシュ公式オンラインショップに登場します。

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