FEATURED

映画『Samples of Society: Metamorphosis』by ハル・サンプルズ

誰もが自分だけのストーリーを持っていますが、他の人より少しだけ複雑なストーリーがある人もいるでしょう。

 ある人のストーリーは、他の人のストーリーにひねりを利かして展開させ、またある人のストーリーには、起承転結というストーリー展開がないかもしれません。

 ドキュメンタリー映画『Samples of Society: Metamorphosis』の展開は、一本の筋書きの上を真っ直ぐには進みません。ストーリーは、アメリカのテキサス州、ダラスから始まり、ブラジルのリオデジャネイロ、再びダラス、そして最後にはラッシュの生まれたイギリスの港町、プールへと物語が展開していきます。みなさんお気づきかもしれませんが、この映画が、ラッシュの「Gorilla Perfume Volume IV」とバスボム『メタモルフォシス』の開発の大きなインスピレーションとなりました。この不思議な力をもつストーリーが伝えるメッセージが少しでも広く伝われば、恐らく私たちが暮らす社会は少しだけ心温まる場所になるでしょう。

 物語の出発点、テキサス州ダラス出身の写真家、ハル・サンプルズは何年も前に『Samples of Society』のストーリーを書き始めました。

 「私が生きる社会の中でやりたいことは全てやってきましたが、心に開いた宇宙のように大きな“穴”は埋まりませんでした。だから、いっそ全てを失ってみようと考えたんです。そして、自分の中で様々な変化・変形(metamorphosis)を経ることで、些細なことでも、それに対して感謝の気持ちが生まれるようになりました。ルームメイトが私にカメラを貸してくれたおかげて、それまでとは違ったものの見方を手にすることができたことも大きかった。カメラを持って街に出ると、普段は関わることがないような多くの人と出逢うことができました。あるホームレスの人は、姿を消すパワーが欲しいと私に言ってきました。意義深いでしょう。そこから、声なき人の声になるべく、カメラを片手に歩き回り始めました。そこから『Samples of Society』始まりました。」

 このプロジェクトが進む過程で、たくさんのことが起きました。道中でハルが出逢った人々はホームレスの人々を、彼は「Blackcurrant Angels」と呼びました。それは、ホームレスの人々の声を代弁するアニメーションのシリーズ、そしてGorilla Perfume Volume IVの発表に合わせて開催された「Gorilla Gallery Volume IV Tour」限定のパヒュームとなりました。ハルが出逢った中でも恐らく一番名高いのはタチョワ・コヴィントンでしょう。ロサンジェルスの給水タンクの中に自分の世界を創り、“レントレス”な生き方を選んだ男の人生は、超有名グラフィティアーティスト、バンクシーがその給水タンクに姿を現したことで、思わぬ方向へと向かってゆきます。タチョワの間に起こる出来事や感情を少しだけ早送りして彼らのストーリーの展開を見てみると、二人のこの後2014年にエジンバラで開催されたGorilla Perfumeのギャラリーでラッシュのヘッド調香師であるサイモン・コンスタンティンに出逢うこととなります。

続きは、ハル・サンプルズ制作のドキュメンタリー映画「Samples of Society: Metamorphosis」をご覧ください。

コメント (0)
0 件のコメント
この商品を見た人は、こちらの商品も見ています。(2)

関連商品

2 項目
Exclusive
tank-battle-perfume
パフューム
自由と創造力を守る芸術作品
¥4,700 (税込)
 / 
30ml
ラッシュ レントレス
パフューム
決して帰る場所がない訳ではないんだ
¥4,800 (税込)
 / 
30ml