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FEATURED

『スマトラシャンプーバー』による森林再生プロジェクトが開始

2018年、みなさんに手にして頂いたチャリティ商品『スマトラ シャンプーバー』のその先。この商品の売り上げの全額は、スマトラの破壊された森林の土地を買うことに使われました。生態系が豊かな森林へと再生するため、そこで動き出した新たなプロジェクトとは。

 2018年3月、ラッシュはアジアとオセアニアの8つの国と地域で、絶滅が危惧される野生動物の生息地であるインドネシア・スマトラ島の森林を再生することを目的に「#SOSsumatraキャンペーン」を実施しました。かつてパーム油の原料であるアブラヤシ農園として使われていた耕作放棄地を生態系豊かな森へと再生し、絶滅が危惧される野生動物を保護するため土地を購入する必要がありました。ラッシュでは、その資金を集めるためにチャリティ商品『スマトラ シャンプーバー』(*1)を発売しました。

LUSH ラッシュ 限定チャリティ商品 パームフリーの『スマトラ シャンプーバー』

 

このキャンペーンを通して、計16,675個のシャンプーバーの売上げの全額 (消費税を除く) をイギリスを拠点とする環境保全団体、Sumatran Orangutan Society(スマトラ・オランウータン・ソサイエティ、以下SOS)に寄付しました。その資金は、SOSのパートナー団体でスマトラを拠点に活動するOrangutan Information Centre(オランウータン・インフォメーション・センター、以下OIC)が、現地で50ヘクタールの土地を購入することに使われました。森林の再生プロジェクトの初めの一歩です。

 そして2018年夏、事前の計画通り、パーマカルチャーの考え方 (*2) に基づき、再生の段階に合わせた森林レイアウトデザインから、栽培する作物の収穫まで、8つのフェーズに分かれた森林再生ビジョンが描かれました。SOSのディレクター、ヘレン・バックランド氏の言葉にも熱がこもります。

 「森林再生プロジェクトはまだ始まったばかりですが、とてもわくわくしています。アブラヤシの単一栽培によって、生物多様性が失われていた土地に多様な作物を植えることで、この場所を本来の森の姿に戻しながら、現地で暮らす人たちは持続的な収入を得ることができるようになります。」

 2018年4月、多くの地元のジャーナリストたちが見守るなか、購入した土地のアブラヤシの木が切り倒されました。その後、プロジェクトメンバーはこの場所にあった2棟の建物の改修工事に取り掛かりました。1棟はプロジェクトスタッフのオフィスに、もう1棟は現地の子どもたちが通う学校になる予定です。

 かつてアブラヤシ畑だった場所では、この先数ヶ月かけて苗床と井戸の建設が計画されています。その後、現地の農業従事者に向けたパーマカルチャーのトレーニングが実施されました。ここではエッセンシャルオイルの原料にもなるレモングラスやバニラに加え、コショウやオレンジといった作物の栽培が始まります。こうして、自然が自らの力で土壌を豊かにしながら、コミュニティが収入を得られる仕組みをデザイン・創出するのです。また、収穫とエッセンシャルオイルの販売から得られる利益は、東南アジアで最も豊かな熱帯雨林、固有の象やサイ、トラ、オランウータンが共存できる地球上最後の場所とも言われるこの地の生態系の保全プロジェクトに還元されます。

 2018年3月に実施された生物多様性調査で、固有種がこの地に戻ってきていることが明らかになりました。調査チームは、スマトラカワウソやヒマラヤヤマアラシ、カンムリワシやマレーワシミミズクなどの生き物が、爬虫類や両生類など豊かな植物群と調和する姿を記録したのです。その多くは絶滅危惧種であり、彼らの生息地が再生されることで、この地の生態系の調和は持続的に維持されることでしょう。これによって、種を守りながら、経済活動との共存によりプロジェクトが更に強固なものになっていくのです。

 OIC代表のパナット・ハディシウォヨは、このプロジェクトが特別なものだと言います。

「15年に渡るOICの活動でも、生息地の保護とコミュニティのエンパワメント、持続的な農業の促進という複数の側面を持つこのプロジェクトは特別なものです。また、このプロジェクトでラッシュのパートナーとなれたことを誇りに思っています。これはインドネシアの人たちにとっても、ラッシュのようなグローバル企業が参画することで、オランウータンや森を救い、持続可能な未来に向かって前進でき、変化を起こせるのだということを体現する貴重な機会です。」

 2018年春、日本だけでなく、アジア・オセアニア地域で多くの方がシャンプーバーを手に取り、参加をしてくださったこのプロジェクトはまだ始まったばかり。今後も現地からのレポートを皆さんにお届けしながら、一緒に再生を見守っていきます。

 

*1 チャリティ商品『スマトラ シャンプーバー』

 この固形タイプのシャンプーは、ココナツオイル由来の発泡剤であるココアルキル硫酸ナトリウムを使用した、ラッシュで初めてとなるパームフリーのシャンプーバーです。

 

*2 パーマカルチャーとは

 パーマカルチャーとは、オーストラリア出身のビル・モリソンが1970年代に生み出した、リジェネレーティブ(再生可能)な農法であり、森林破壊への解決策として道筋をつけ続けています。これは「地球への配慮 (care of the earth)」「人々への配慮 (care of people)」「公平な分かち合い (fair share)」という3つの軸がベースになっています。パーマカルチャーは自然に反することなく、自然と調和する方法を尊重しています。また、生態系のパターンを学び、生産性ある生態系へと変え、再生させるパターンを模倣することを中心に作られた農法です。植物や動物がそれぞれどのように補完し合うかを理解することで、クローズドループ(閉じられた循環)や、多様な種のいる食糧豊かな森が生まれます。このリジェネレーティブな手法は、破壊的なモノカルチャー農法(単一栽培)から足を洗うために役立ち、人間に食糧と製造用の作物を提供しながらも自立した自然にさせてくれるのです。

 

Sumatran Orangutan Society (SOS) とそのパートナーたちのプロジェクトについてもっと知りたい方は、ウェブサイトをご覧ください。https://www.orangutans-sos.org/ 

 

 

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#SOSsumatra

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