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Dear John:父へ捧げる歌

「ディアジョン(親愛なるジョンへ)」-こう呼びかける言葉は、避けようのない喪失感と哀しみの色を帯びています。

 Dear John(ディアジョン)は、ゴリラパフューマーのマーク・コンスタンティンから、それまで会ったことのなかった父・ジョンへ捧げる“歌”のようなパフュームです。

 この香りは、マークが父に会う前に作られました。まだ見ぬ“誰か”を心に存在させながら描き出す香りのイメージは、コーヒー、コリアンダー、ライム、タバコの混ざり合った香りを漂わせる男性のものでした。このパフュームを作る過程で、マークは突然、自分の父はこんな匂いがするだろうなと思いついた瞬間がありました。それは「近くで嗅いだ方がずっと素敵な香り」とマークは言います。「誰かの匂いを嗅ぐために、その人の服に顔をうずめるような感じです」。

 Dear John(ディアジョン)は、今まで愛した人たちへの、愛とその喪失の間に生まれました。マークは長い時間をかけてこの香りを開発しました。シトラス、ウッド、スパイスが混ざり合うのは珍しく感じられるかもしれませんが、この香りを一度体験すると、脳裏に浮かぶのは親しい人の記憶です。

「開発に取り組んで、パフュームは言葉よりずっと強烈に思いを伝えられると学びましたし、中でもこの香りは一番大きな“声”を持っています。周りを気遣い、愛する人を気にかけ、自信のある、本物の男の香り。これこそ、自分を調香師だと言い切らせてくれる香りです。温かなシトラスが弾け、強いコーヒーのような香りも感じるDear John(ディアジョン)は、一風変わっているようで、同時に親しみを感じるものです。コーヒーとライムをブレンドしたような香りは、まずはピリッと刺激的に、その後時間の経過と共に、控えめな温かみを帯びてきます」。

「完成させるまでに数年かかり、最初はマツとライム油のシンプルな調合から始め、コーヒーの香りを嗅いで目を醒まして現実に目を向ける時期を経て、それから試行錯誤の後に、ついに私自身のパーソナルなものになりました」。

 自分でいうのも気がひけるのですが、と前置きをしながらマークはこう言います。

「この香りはとても強く感情を揺さぶる事で知られているんですよ。どうぞご注意を」。

ラッシュ パフューム
ラッシュ パフューム

「父のいない私が、長く抱き続けてきた“父への憧れ”がそこにはあるのでしょうね」

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