
甘く芳しいバニラのギフト
トンカビーンズオイル(アブソリュート)は、トンカマメの木(学名 Dipteryx odorata)になる果実の種から採取されます。 これはマメ科に属するの背の高い木です。 大きなものだと36メートルほどの高さまで成長し、黒い果実をつけます。 コスタリカ、ブラジル、ペルーに生育しています。
詳細
熟した果実から種を取り出して、アルコール液に浸けます。 種が膨らんだら、液から取り出して乾燥させます。 乾燥が進むと、種の表面に白っぽい霜のようなものができます。 これは1820年に初めてクマリンと特定された物質です。
室温では、このアブソリュートは茶色い固形物で、甘いバニラのような香りを放ちます。 トンカビーンズオイル(アブソリュート)は、調香の貴重な原料であり、ラッシュの固形フレグランス『VANILLARY パフューム』でも使われています。 アロマテラピーでは、けいれんの緩和や炎症の鎮静などに用いられています。 関節の障害にも効果があると言われています。
効用
すばらしい香り
収穫時期
May and December
原産国
ブラジル